2007年04月01日

いのちの田んぼを復活させる

 「何があったら人は幸せに生きていけるのだろうか」と真剣に考え始めたきっかけがあります。私事で恐縮ですが、長男が5年間登校拒否になり、そのとき命を支えるものについて、1から考えました。その間に、それまで気がつかずに持っていたエリート意識を捨てて、囚われない頭で考えてみました。その結果、塩と米と野草、そしてお互いの存在を認め合う信頼関係、これをみんな揃えて子どもの復活を待つことにしたのです。彼の弟や妹には、「お兄ちゃんは天才だから学校に行かなくていい」といって、我が家における長男の確固たる地位を確保しました。
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どんな制度でも、それだけでは解決できない

 メダカのがっこうは、既存の体制を批判したり、反対すると疲れるだけで時間が勿体ないので、肩書きという意識を持たない楽しい仲間と、いいと思うことをドンドンやっていくことにしています。ですから、やる気と覚悟さえあれば、考えたことを実行に移すだけの自由な社会であることが、とても重要です。ところが、時折この自由が邪魔されることがあります。

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2006年12月10日

命の星・地球の視点で塩をみる

地球上でどんな生物が繁栄するかを決定するのは、神様ではなくて、ミネラルバランスです。46億年の地球の歴史の中で、人間が出現するミネラルバランスになったのは、最後の数百万年でした。初め頃の酸の海やアンモニアの海の時代には、それにみあった微生物が生きていたはずです。
この原則は今も変わりません。ある土地に生える草は、その土のミネラルバランスが決定します。前回までこのページを書いていらした書数_法の廣野さんの研究もこのことです。たとえば、カルシウムの足りない土にカルシウムいっぱいのスギナが生えるというように。
これは人間にも当てはまります。人間もたくさんの菌の働きによって生命を維持していますが、それも内なる海である体液のミネラルバランスによって、どんな菌が活躍するかが決まります。今まで弱い菌や弱いウイルスだとされてきたO157やエイズウイルスが活躍するのも、そのようなミネラル環境ができてしまった内なる海を持っている人間が増えているからなのでしょう。
人間は、土から取り出したものを土に返さず、地下から掘り出したものを元に戻さず、空気から取り出したものを空気に返さないので、地球のミネラルバランスは変化しています。そのために生態系が変わり、今まで眠っていた菌が目を覚まして繁殖し、増えすぎた人間を減らしたとしても、何の不思議もありません。
 このように考えてみると、塩というのは、スパイス的グルメ的興味や、色や形が珍しいからとか希少だからというような理由で選ぶものではなく、命の視点で考え、塩の基本をよく知り、自分で判断して選べる迫ヘを持つことが大切です。氾濫する情報に翻弄されない人になるために、原点から調べてみましょう。

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おむすび茶屋 メダカのがっこう

美味しくて、食べた人も田んぼの生きものたちも農家もみんなが元気になるおむすびやさんを始めます。メダカのがっこうを始めたときから、2012年までに、瑞穂の国の宝である田んぼを生きものいっぱいにしたら、メダカのがっこうの卒業式をして、私はメダカ茶屋の女将になって、素晴らしい人たちに囲まれて楽しく暮らそうと思っていたのですが、その順番が逆になりました。
このいのちの田んぼを広げるためには、この田んぼのお米を食べる人を増やすしかありません。田んぼ組に入って「ありがとう田んぼ」のお米を食べ、田んぼ環境トラスト運動に協力してくださる方も徐々に増えています。でもこのスピードでは後継者がいなくて絶滅寸前のいのちの田んぼは守れません。メダカのがっこうの趣・#124;に賛同して、販売協力してくださっているスーパーや飲食のチェーン店もあります。しかしこのお米は価格が高いので、とても苦労しています。メダカのがっこうが生きもの調査をして太鼓判を押す農薬も化学肥料も全く使わない田んぼのお米は高すぎて商売になりません。本当にメダカのがっこうが広げたいと思っている田んぼのお米は、私たちが炊いて食べてもらうお店を出すしか他に方法がないと分かりました。
「田んぼから日本の自然再生」という目標達成のためには、おむすび茶屋を始めるのが早道だと今年の夏ごろから思い始め、忙しさにかまけて稲刈り後の10月に「おむすび茶屋プロジェクト」を立ち上げたところ、人も場所もそのほか必要な条件が急にそろってきました。

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2006年10月20日

“美しい日本”は生きものが賑う田んぼから

 収穫が終わったひっそりとした田んぼ、この時期、私たちメダカのがっこうは田んぼの生きもの調査をします。年4回の定例の生きもの調査の内、2回は稲が植わっていない時にやります。さて、静まり返っている田んぼでも、慣行田(農薬や化学肥料を使う一般の田んぼ)と耕さない・冬・水・田んぼでは、まったく様子が違います。冬・水・田んぼといってもまだ水を張っていないところもあり、慣行田と一見同じに見えますが、田んぼに立つと、足の裏からやわらかい命の暖かさが立ちのぼってきます。見ると、水溜りにはミジンコやゲンゴロウの幼虫などが泳ぎまわり、土を調べると、イトミミズやユスリカが8月の時点より、ずっと増えて、土作りに励んでいます。一方、慣行田の水溜りにも土にも生きものがほとんどいません。環境にいいと思われている有機栽培田でも、紙マルチなど生態系を壊してしまう農法だと生きものはほとんどいません。

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2006年08月20日

あー面白かった!おらが町のあるもの探し

茂木に惚れ込んで5年、棚田復元を始めて4年、家を借りて3年。関係者との交渉はあるものの、好きになるともっと知りたくなるのが人情。ところが地元の人とも挨拶や世間話をする程度、実に上っ面しか知らないのだ。
また地元の人にとっても、都会からやってくる人が、いったい何に惹かれてやってきているのか、また地元の何を誇って語ったらいいのか、よく分からないでいるようだ。お互いに、相手の真のニーズや、自分の魅力がつかめていないのだ。
そこで、この7月、茂木にどんな宝物があるのか、地元の方たちとメダカのがっこうのメンバーと一緒に、探検をしてみた。

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2006年08月18日

本当の環境教育ってなんだろう

●子どもたちは、やり切る体験をさせてあげたい

 先日、ある農家で、情けない体験学習田を見ました。イネの植え方はめちゃくちゃ、イネが何処にあるのか分からないほど草ボウボウの田んぼです。そこで草取りも中途半端のまま、生きもの探しに興じる子どもたちに会いました。かつて、メダカのがっこうも、農家の好意に甘えて中途半端な田んぼ体験をしていたことがあります。しかし、これを廃して行かないと、日本の自然再生を託す子どもたちの環境教育にならないと反省し、昨年よりメダカのがっこう方式の田んぼ体験をはじめました。
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2006年04月23日

よーく考えよー。田んぼは国の宝だよーん。

今大切なこと

 「よーく考えよーーおかねはだいじだよー・・・」と流れるCM。確かに都会に住んでいると、どこへ行くにも何をするにもお財布を開けてお金を払わなければならない関所だらけです。お金さえあれば、何でもできると思ってしまうのもうなづけます。しかし今のお金は金(鉱物としてのゴールド)に換金することもできず、ただの紙切れやコイン、天変地異がおきたり、経済が破綻したときに、到底頼りになるとは思えません。よーく考えてみると、サラリーの語源、塩がお給料だった地域もあるし、年貢や武士のように、米が給料だった時代が日本にもありました。日本では神棚にお供えするのも水と塩とお米は必須です。そのお塩やお米は今どうなっているのでしょう。

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2006年02月23日

メダカのがっこうは今年こんなことをします

●子どもの脳を育てる講演会

 どんなに絶望的に見える問題でも、決して諦めない、今日自分で気がついて行動を変えれば、明日の未来は変わる、と言うのが私たち「メダカのがっこう」の信念です。ところが、取り返しのつかないことがありました。それは、三つ子の魂と言われる幼い頃にメディア汚染にあった子どもたちの脳です。狼に育てられた少女が決して人間に戻れなかったように、実体験よりバーチャルの世界を先に体験してしまった人間の脳は、今まであったこともない人間の形をした人間以外の生物に育ってしまうようなのです。
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2005年12月18日

田の草を卒業するということ

 お米がおいしくて、地球の自然環境再生に大きな効力を持つ、生きものいっぱいの田んぼ。「何でこんなに良い方法が広がらないのですか?」という質問をよく受けます。その答えは、田の草取りが大変だからなのです。
農村に行くと、草を取り続けて腰が90度に曲がっている年配のご婦人を見かけます。次の世代の農業者には、除草剤という救世主?が現れました。撒けば草は一網打尽です。耕さない・冬・水・田んぼは、無農薬です。優れた農法なので、確かに出る草は少ないのですが、まったく生えないわけではありません。それに転換したばかりの田んぼは、かなり草に苦労するのです。2度と昔に戻りたくない、「草取りはいや」、そう思うのもうなずけます。そこで、今回は田の草の理想と現実について、考えてみました。

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